■STORY

■作・演出:伊藤えん魔


海賊冒険大活劇

古代の英知を恐れよ 何人も手を出すな 白き輪に近付くな
されど許されし者は 海を守る双剣の戦士が正しき道をしるす
水満ちて地上は沈み アポロンは海の底に アルテミスは波に



未だすべての大陸が発見されていない十六世紀の大航海時代。
君主国家が次々に成立してゆく中、
多くの海賊達が世界中で暴れ回っていた。
略奪をくり返す無法者である彼らであったが、
裏切りを許さぬ反面、仲間意識が強く結束の強い集団でもあった。

群雄割拠する荒くれ達の中にあり、
『双剣のシルバー』と呼ばれる海賊シルバー・ナインライブスは
義に厚く、多くのライバル達から一目おかれる海賊だった。
旗艦シーグル・ウィーウィー号を駆り、急襲を得意とし、
少人数で大型船を襲っては瞬時に姿を消す。
その二本の短剣は無数のサーベルをものともせず、
名だたる大国の海軍が尻込みする程であった。



ある嵐の夜、シルバーは一人の瀕死の遭難者を助ける。
だが、意識を取り戻した男は
問答無用でシルバー達に襲い掛かってきたのである。
その男は宙を駆けるごとく高い身体能力を持ち、
閃光放つ妖しい武器を用いた。
シルバーをも圧倒するも重い怪我の為か
男は謎の言葉を残して力つきる。

「古代の英知を恐れよ 何人も手を出すな
 白き輪に近付くな」




残された奇妙な地図と一本の短剣。
そこには大海賊『黒ひげ』
エドワード・ティーチが残した伝説が秘められていた。
圧倒的な英国海軍に追われ、謎の殺し屋達が暗躍する中、
魔の海流ダムストリームに眠る
古代宝島を目指すシルバー・ナインライブス。

命知らずの海賊達。
奴らが謳うハードボイルド。
世紀の大冒険がはじまる・・・